【ネット婚活】【連載】ショジョの奇妙な冒険 ~「あ~ん」は恋人への脅迫~

カップルのイチャイチャ行為の一つに、食べ物を恋人の口に「あ~ん」といいながら運ぶ行為があります。この「あ~ん」という行為ですが、正直私はちっとも羨ましくありません。

恋人同士が「あ~ん」という行為をしているのは、一般的には仲の良い、微笑ましい、あるいはちょっと妬ましい様子に見えるかもしれませんが、私から見れば「あ~ん」はイチャイチャでもラブラブでもない、とても危険な行為だからです。

ホンネスト

「あ~ん」をする時、相手に食べさせる側は、箸もしくはフォークなどで、食べ物を相手の口の中に運んでいます。食べさせてもらう方は、ヒナ鳥のように口を開けてそれを待っているわけですが、その間、口内という急所が、先のとがった箸やフォークに無防備にさらされているわけです。

誰しも子供の頃に、「先の尖ったモノを人に向けるのは危険だからいけません」と教わったはず。その教えがあればこそ、ハサミを手渡す時は持ち手を相手側にむけ、箸を手渡す時だって、先のとがった部分は相手に向けないように渡す、というマナーを守り続けているこの私。

そんな私の目から見れば、箸やフォークのとがった部分を思いっきり相手にむけ、口内という急所に差し入れる「あ~ん」は、マナー違反かつ危険行為そのもの。無防備に口を開けている人間を見ると、ハラハラしてしまいます。

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それに、この「あ~ん」という行為、イチャイチャっぽい雰囲気でカモフラージュされていますが、やっていることはナイフを喉元につきつけるのと似たようなもの。だとしたら「あ~ん」とは、実は一種の脅迫行為なのではないでしょうか?

日常的に「あ~ん」をしたりされたりしているカップルは、一見ラブラブに見えて、実は片方が浮気性で、もう片方が「あ~ん」でその浮気心にクギを刺しているのだと思うのです。そんなわけで、街中で「あ~ん」をしているカップルを見かけると、口を開けている側が箸やフォークで恋人に刺されないか心配になってしまう私。

尖った箸やフォークを相手の急所に笑顔で突きつける「あ~ん」という行為に、時には危険行為をともなう恋の怖さを、想像してしまうのです。