【ネット婚活】【連載】ショジョの奇妙な冒険~ショジョは魔法使いなの?~

童貞を貫いた男性は魔法使いになるという話を聞きました。ということは、ショジョを貫き通せば、私も魔法使いになれるはず! 恋か魔法か。そんな悩み多き年頃のハラショーモス子です。

もっとも、現状は悩むまでもなく、確実に魔法使いコース…。面目な話、魔法使いになれるのであれば”ショジョ”、全然オーケーです。むしろ「ヤらない」というヤル気すら湧いてきます

子供の頃に見たアニメや少女漫画のヒロインは、不思議な呪文やステッキ、コンパクトなどで魔法を使い、姿を変えていました。しかし、大人になってから知った事実は、”何も変わらないまま”でいることこそが、魔法使いへの道だということ。

ドラクエで例えるのであれば、人生という壮大なRPGの恋愛フィールドにおいて、経験値を積んでレベルを上げなくても、武器が”ひのきのぼう”、装備が”ぬののふく”といった、初期設定のままでも魔法使いになれる、ということなのです!

何もしないでいることが、憧れの魔法使いになれるだなんて夢のようなお話じゃないですか! と思っていた矢先、編集部から衝撃の事実を突きつけられるワケです。「男も女も30才で未経験ならすでに魔法使いです」…と。調べてみると都市伝説ではありますが、ショジョ三十路は“魔法使い”認定されているじゃありませんか! このショッキングな事実を突きつけられ、「魔法使いは幻想」だと我に返り、ふと思ったのです。

「恋愛だってある種の幻想ではないか」と。

恋愛をしていると、誰かに裏切られることや失うことだってあると思います。でも裏切られるから愛さない、叶わない夢は見ない、と恋愛から遠ざかることよりも、愛して裏切られて、夢が叶わなくてジタバタしている人間のほうが勇敢ではないですか。恋愛と魔法使い。どちらを選ぶかは自由ですが、結局は選んだ道の生き方で、幻想も真実に変わるものなのだと思います。

 

とはいえ、私のような“魔法使い”が世間に溢れていない現状を見るに、魔法よりも恋愛を選ぶ人間がほとんどということでしょう。なんでも思い通りになる魔法の力より、なかなか思いどおりにならない恋の力のほうが、実は強いのかもしれません