【連載:映画で分かる女の本音】~恋愛は“なんとなく”突然に始まる!?〜『きみといた2日間』

何ヶ月も何年もかけて実らせる恋もあれば、昨日までは見ず知らずの他人だったのにすぐに深い仲になって、あっという間に恋人になってしまうこともある。男と女の出会い方、恋の落ち方は本当にさまざまです。

『きみといた2日間』のアレック(マイルズ・テラー)とメーガン(アナリー・ティプトン)の出会いの場はウェブサイト「ロマンス.com」。

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“いまどき”の出会い方でスタートしています。というのも、アメリカでは結婚したカップルの三分の一がネットでの出会いがきっかけだと言われているんです(この確率は日本人にはびっくりかも……)!

メーガンが「ロマンス.com」に登録して恋人候補を探そうとしたきっかけは、婚約していた恋人に振られ、医大を卒業したのに無職で、家でうだうだしているのを見かねたルームメイトに勧められたことでした。

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なんとなく登録して、なんとなく「いいな」と思う人を選んで、その人と会うことにした――かなり“なんとなく”な流れではありますが、そもそも合コンで知り合った人でも、職場が一緒の人であっても、最初のきっかけって案外「何となくいいな」であって、その後どんな展開が繰り広げられるかで、恋人になるかどうかが決まると思うんです。

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アレックとメーガンの場合は、ウェブサイトで知り合い一晩を過ごしたその後の出来事が決め手でした。お泊まりしたその夜に運良く!? ニューヨークに記録的な雪が降ります。

で、あまりの大雪でアパートのドアがふさがれて閉じ込められてしまった……というわけです。

おそらく、大雪にならなければふたりはワンナイトラブで終わっていたかもしれません。実際、メーガンは彼が寝ている間に帰ろうとしますから、その時点ではまだ恋は始まっていないことになります。

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そして、大雪のせいで強制的ではありますが一緒に過ごすことによって、だんだんと相手のことを知っていく。面白いのは、好きではない相手だから自分をさらけ出せることもある、ということです。

好きな人の前では自分をよく見せようとしたり、必要以上に緊張したりするものです。

でも、そうではない相手だと、よく見せる必要がないから自分のが出せてしまう、言いたいことも言えてしまう。

しかもこのふたり、せっかく時間があるのだからと、お互いのセックスのダメなところを言い合って楽しもうとするんです。

○回目のデートまでセックスはしない! なんて女子ルールもあって、もちろんそれもひとつの方法ですが、こんな始まり方の恋愛もあることを教えてくれる映画でもあります。