「理想の男性は、優しい人」の罠 by ぱぷりこ

『妖怪男ウォッチ』ぱぷりこです。よく婚活・恋活相談を受ける時、私は「ゆるふわ言葉と形容詞は爆破せよ!」と主張しています。

なぜなら、考えているようで何も考えていないから。

特に「どんな人が好みなの?」「どういう人と恋愛して結婚したいの?」という質問への答えは、ゆるふわ言葉と形容詞のオンパレードになりがち。

本連載では、「どんな人が好み?」への回答によく見られる「あいまい・ゆるふわ表現の罠」を分析します。

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 本日のあるある回答「優しい人」

「優しい人が好み」

「優しい人と付き合いたい」

おそらく人生で、この言葉を言ったことがない人はいないでしょう。私ももちろん言ったことがあります。

確かに、「この人の血は青色なのかな?」「AIなのかな?」と疑問を抱く鬼畜よりも、優しい人の方がいいに決まっています。しかしこの「優しい」はあまりにも意味が広すぎて、「好きなタイプは?」と聞かれて「人類で呼吸してる人!」と答えているのと似たレベルです。特に恋愛初心者、恋愛がご無沙汰で恋活や婚活を始めたオクテ女性が真っ先にこの条件を上げる場合、注意が必要です。

 

優しい人=自分を女扱いしてくれる人

まず、恋愛初心者やオクテの女性が指す「優しい人」は多くの場合、「自分に好意を示す言動を取る人」、もっと言うと「自分を女扱いしてくれる人」「自分に対して時間や手間などのコストをかけてくれる人」のことを指しています。 

「彼はこんな私の話でも、一生懸命いつも聞いてくれるから」

「いつも、大丈夫?って気遣いしてくれるところが本当に優しい」

「LINEで相談するといつもすぐ返事をくれる。優しいなって思う」

彼女たちに「この人は優しい、と思うのはどんな時?」と尋ねると、このような答えが返ってくることが多いです。恋愛とは「相手への好意を示す言動」による刺激の応酬からスタートして、「この人と付き合ったらこういう扱いがずっと続くのかもしれない」という期待値によって加速しますので、こうしたアプローチにときめくのはごくごく自然なこと。

かつ人間は、自分に好意を寄せてくる人、接触頻度が高い人には、好意を抱きやすいという習性があります。自分に手間・時間・金をかけてくれて、好意を示してくる人がいたら、恋愛モードにならない方が難しいでしょう。

 

自分に手間をかけて女扱いする人を求めると陥りがちな罠

「優しい人がいい=自分に手間をかけて女扱いしてくれる人がいい」という意味で使っている場合、下記の罠に陥る可能性があります

・女扱いに慣れている遊び人に引っかかる

・女扱いに慣れている既婚者に引っかかる

恋愛初心者のほとんどは、「好意を示す行動をする=好意がある」と「言動一致」を原則としています。しかし、女性の扱いに慣れている男性は、恋愛初心者のこうした「言動一致の法則信仰」を完璧に見抜いており、「好意がなくても好意を示す行動だけを取る」戦略を採ります。

 

遊び人や既婚者の場合はセックスが目的なので、いざ体の関係になったらサヨナラだったり、体の関係になっても「付き合おう」の一言がなかったり、といったコースに向かうのが定番。しかし、一度「この人は優しい」と思ってしまうと「私のことを好きかもしれない」「だってこんなに優しかったし」と期待して、なかなか切ることができない、という事例をよく聞きます。

 

結論:観察せよ。違和感を無視するべからず

このような罠にはまるのは「自分を女扱いして手間暇をかけてくれた= 自分に好意を寄せてくれた=優しい人=いい人」という期待ベースの思い込みが強い人です。 好意を示してくれて実際に好意を寄せてくれる人も当然います。しかし、言動と感情を完全に切り分けて演技する人が少なからずいるのもまた事実。このような人は、恋愛初心者が望む「優しい人」を息を吸うように演じるため、どんどん恋愛初心者を食っていきます。

 

とはいえ、恋愛経験がない人がいきなり「この人は遊び人では?」「既婚者では?」と判定はできないし、最初から疑心暗鬼になりすぎていては恋愛を楽しめません。

大事なのは、周囲の評判や自分以外の人間への態度を観察すること。そしてその時の違和感を無視しないことです。

 

だいたいこのような「言動が不一致な人」は、観察しているとボロが出てきます。まず、嘘をつくことにためらいがありません。そして、都合が悪いことはスルーしたり逃げようとしたりしてきます。また、ターゲットとする女性以外への態度が雑だったり冷徹だったりします。

「この人は優しい人」という思い込みが強いと違和感を無視しがちですが、なるべく「あれ?」と思ったことはメモを取るなどして、無視しないこと。

 

恋愛ムードを作られるとどうしてもドキドキしてしまいますし、それが恋愛の醍醐味でもあります。なのであまり警戒しすぎず、しかし自分が「優しい」と表現した言動はなにか、それは本当に自分が望む「優しさ」と一致しているのかを、きっちり把握しておくことをおすすめします。 

妖怪ウォッチャーぱぷりこの「婚活の罠」

1. 「理想の男性は、一緒にいて楽しい人!」の罠
2. 「理想の男性は、尊敬できる人!」の罠
3. 「理想の男性は、優しい人」の罠
4. 「理想の男性は、価値観が合う人!」の罠
5. 「理想の男性は、大事にしてくれる人!」の罠
6. 「理想の男性は、成長できる人!」の罠
7. 「理想の男性は、ずっとときめける人」の罠

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著者:ぱぷりこ

『妖怪男ウォッチ』を書くインターネットの妖精&外資OL。恋愛市場で観測した百鬼夜行を供養中。チャームポイントは筆圧。

 

 

ブログ:『妖怪男ウォッチ』 http://papuriko.hatenablog.com

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