【ネット婚活】【連載 : 男と女のなぜ】 ドラマみたいな恋は本当に有り得るのか?

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誰だって一度は「ドラマみたいな恋がしたい」と願い、そして、そんな願望をこじらせた挙句、恋愛妄想にどっぷり浸り、現実の恋愛が億劫になるのかもしれません。「ドラマの見過ぎも考えものだな」なんて考えていたところ、数々の恋愛番組を手掛けをベテラン放送作家(通称・先生)が登場。男二人で恋愛ドラマの功罪を語り合うという実に気持ち悪いことに… するとスイッチが入った先生が語り始めました。「ドラマみたいな恋に憧れるのは間違いじゃない… 」

ロミオとジュリエットみたいな恋ってどうなの?

まず、先生が例に挙げたのは悲恋の名作『ロミオとジュリエット』。これは、両家の親同士が憎しみ合うという大きな障害の中で、二人の恋心が激しく燃え上がるお話。この物語の心理を科学的に分析したのが、心理学者のドリスコールとリペッツ。カップル140組から本音のアンケートを取り、二人の愛情を「熱愛度」、両親の反村を「妨害度」として相関関係を調べました。すると「親の妨害度が高ければ高いほど、それに比例して二人の熱愛度も高くなる」という傾向がみられたのです。妨害されるほど愛が深まる、この人間心理は「ロミオとジュリエット効果」と名づけられました。つまり、二人で障害に立ち向う、ドラマのようなシチュエーションが作れれば、二人の愛は加速度的に深まっていくのです。

トレンディドラマみたいな恋ってどうなの?

続いて、いつも喧嘩ばかりの男女がいつしか恋に落ちるという、トレンディドラマのテンプレのような展開は現実の世界で起こり得るのでしょうか? 先生の答えは「YES」。それを説明するのが、「二重拘束の心理効果」。人は同じ相手から好きと嫌いを連発されると心が落ち着かず、その人のことが気になってどうしようもなくなるといいます。それを裏付けるのが、アメリカの心理学者アロンソンとリーダーの実験。ある被験者が偶然自分に関する噂を耳にする設定で、1つ目は“褒めるだけ”、2つ目は“けなすだけ”、3つ目は“けなしてから褒める”。その結果、被験者は褒めてばかりの人よりも、けなしてから褒める人に好感を持ったのです。つまり、けなされた後に褒められると強烈に「好き」という感情が芽生えるのです。確かに先生も僕を叱責する罵詈雑言の後は必ず褒めてくれます。もしかしてこれは、先生にトレンディドラマみたいな恋を仕掛けられているんじゃ…そう思い、怒られないよう焦って仕事をする僕なのでした。

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