【ネット婚活】【連載】ショジョの奇妙な冒険 ~Mの誘惑 ひざまくら~

ショジョの目線から、恋愛にまつわる憧れについてあれこれ妄想してきた私。ふと、男性から見た憧れのシチュエーションって何だろう? と思い立って調べてみたところ、「彼女が出来たら絶対にやってほしい」「母性を感じる」「甘えられるし癒される」と、夢と希望で一杯のコメントが多く寄せられていたのが「膝まくら」

ですがこの「膝まくら」というシチュエーション、ほとんどの場合、膝まくらをする側が女性で、される側が男性。そのせいか、「足がしびれる」「重い」「キツイ」等等、女性側からの膝まくらへのコメントは辛口です。

男女間で、悲しいくらい温度差がある膝まくら。確かに膝まくらをする側は、正座した状態で重たい頭を太ももにのせられるのですから、大変そうです。

「膝まくら」の経験はおろか検証する相手もいない私。試しに正座した膝のうえに無洗米5キロをのせてみたのですが、重さでスネや足首が床に押し付けられて痛いし、だんだんと足がしびれて大変なことに。

昔、正座した人の足の上に重しをのせる「石抱き」という拷問がありましたが、膝まくらって、まさにそれ。重しが彼氏に変わるだけです。

さらに「母性を感じる」「甘えられる」という男性側のコメントにあるとおり、膝まくらとは、一種のマザコンプレイでもあります。「私はあなたのお母さんじゃない!」は、女性が男性に抱く不満でよくあるフレーズですが、膝まくらをすることはつまり、積極的に彼氏のお母さんになることでもあるわけです。

拷問、さらにマザコンプレイ。それでも彼が憧れているなら、叶えてあげたいと思うのが恋心。

ここは「逆に考えるんだ。(膝まくらを)してあげちゃってもいいさと考えるんだ」的な、発想の転換が必要でしょう。

「膝まくら」は、される側は癒されても、する側は辛い、実にアンフェアなシチュエーション。ですが、基本的には対等な関係性の中に、あえて上下関係を取り入れることで、マンネリとは無縁のお付き合いが続けられるのかもしれません。

痛みとシビレに耐え、愛の重みで虐げられる自分に酔うMプレイ。彼の母になったつもりで、男性の中にいるという永遠の少年心をつかむマザコンプレイ

己のM力と太ももで、彼の憧れと頭の重みを受け止めてこそ愛! いつか、そんな愛の重みにシビレてみたいと、夢見る私なのでした。