【連載】オトナ漫画の原作者が本音を吐露、日常に潜むちょっとエロスなエトセトラ】~曜日編~

一週間は7日間。世界共通周知の事実です。学生時代は誰もが週末を待ち望み、日曜日には、また一週間が始まるのかと憂鬱に思っていた人も多い事と思 います。何気なく過ぎる曜日の中にもそれぞれカラーがありエロスがある。私はカレンダーを眺めては、自分が今どのエロス曜日にいるのか確認したものです。 そこで今回は「曜日」に潜むエロスをご紹介したいと思います。

月曜日

ブラックマンデーと称されるほど、世界中で嫌われている月曜日。そんな月曜日にも心を開く事が出来る唯一の存在が、休みが不定期な職業の方々です。「君はブラックじゃない」と優しく迎えられ、傷だらけの月曜日が身も心も委ねてしまうのは容易なこと。月曜日は、それが一日だけの偽りの優しさと知りながらも、寂しさに負けて悪魔に身を捧げるのです。そして女のよろこびを知り、もっとめちゃくちゃにされたいと願いながらも明日が来る…。月曜日からは、馬鹿な女の悲哀にも似た切なさを感じてしまいます。

水曜日

週の真ん中でもある水曜日。可もなく不可もなく、中間地点の安定感。水曜日は、何の長所もない事をコンプレックスに感じているように思えます。私だって 大胆な事できるんだから! と、優等生が初めて道を踏み外すような、平凡な主婦が初めて昼顔をするような。震えた指で電気を消すのでしょう。そのような初々しくも青臭く眩しいエロス を発しているように感じ、私はカレンダーを直視できません。おそらく、水曜日の下着は薄水色か白色だと推測されます…。

金曜日

ゴー ルは目前。気持ちが開放的になり色々おっぴろげてしまいたくなります。以前はそのような状態を「ハナ金」と称して、巷では朝までみだらにフィーバーする輩がはびこっていたそうですが、それは遥か昔の話。今はスタイリッシュでゴージャスな夜を私たちに魅せてくれる金曜日。まるで外国人のように底抜けに突き抜けた明るいエロスを与えてくれます。ギンギンに熱いハーレーにまたがって、プリプリなピーチパイめがけて俺のマグナムぶっ放してやるぜ! もはや健全と呼べる域なのかもしれません。

 

毎日エロス曜日を乗り越えて、私たちの時間は過ぎてゆきます。エロスは年輪のように積み重ね、熟成されてこそ価値のあるもの。無機質なカレンダーにもエロスが潜んでいる事を、疲れた時にふと思い出していただけると幸いです。