恋愛偏差値ゼロ男子が挑むモテテク~母性本能編~

恋愛ハウツー本は、必ずといっていいほど「女性の母性本能を刺激する」という遺伝子レベル的な要求をしてきます。辞書を調べると、本能とは「後天的な経験・学習を経ずに、動物が先天的にもっている一定の行動様式」ということだそうで、もう普通にしててもモテないヤツはミトコンドリアからやり直して、女性のDNAにアプローチして来いと、いうことなのでしょうか。これは、恋愛偏差値ゼロ男子が巷の恋愛ハウツーを真に受けて実践してみたお話です。

母性本能を支配する「オキシトシン」

恋愛偏差値ゼロ男子としては、ついにというか、もう女性の遺伝子に訴える他に道は残されていないのかもしれません。母性本能を支配しているのは脳下垂体の後葉から分泌される「オキシトシン」なるホルモンが大きく影響しているとかで、「愛情ホルモン」とか「子育てホルモン」などとも呼ばれているそうです。触れたい、愛情を注ぎたい、守りたいといったような母性を感じるのは、この「オキシトシン」が非常に深く関係しているらしいのです。

本能には女性も逆らえない?

もちろん、なんでもかんでも甘えるのはNGということですが、そもそも恋愛偏差値ゼロの僕は、女性にお願いするということが難しい。そこで、恐る恐る女性に"お願いする"ということを実践してみると「えっ?そんなことでいいんですか?」「珍しいですね」と、アッサリ引き受けてくれたのです。そのうち「ここは、こうした方がいいですヨ」とか「私、やりましょうか?」なんて優しく先回りして女性の方から声をかけてきてくれるようになったのです。遺伝子最高! ビバ本能!「オキシトシン」サマサマ。これは女性が「この人には私が必要だ」と感じてもらえてるんじゃないでしょうか。

やり過ぎて違う母性が開花

「オキシトシン」のおかげで、仕事がはかどりハッピーな日々を送っていた僕でしたが、ある日、彼女たちの会話を耳にしてしまいました。「結構、手間かかるよネ」「しょうがないよ。独りが長いから」確実に僕のことを話題にしているのです。「なんか、子供が迷いこんできたみたい」「私たちがフォローすればいいじゃない」アレ?どうも話の方向性が…「母親ってあんな気分なのかなぁ~」おーい、なんと僕の周囲の女性たちは「オキシトシン」が日々分泌されることにより、「オカン的母性」が目覚めてしまったのです

今では「手洗いしろ」「背筋を伸ばせ」「食事を残すな」といった気配りまでしてくれるようになりました。恐るべし「オキシトシン」です。