カップルで入りたい 愛が深まる混浴温泉 ~富山編~

恋人との温泉旅行、部屋の内風呂もいいけれど、せっかくの機会なのだから広い湯船や露天風呂をふたりで満喫したいところ。そこで今回、日本各地の名泉、秘湯がズラリと並ぶ温泉ガイド『絶景混浴・貸切温泉 2015年版』から、カップルで楽しめる混浴温泉をご紹介。著者は、20年に渡って取材を続けている混浴温泉のスペシャリスト。タイアップ一切なし、ガチンコ取材で得られた生きた情報が満載の本書から、北陸新幹線で注目度がグンとアップした富山県の混浴温泉をピックアップ。

トロッコ列車に揺られて目指す秘湯 黒薙温泉

北アルプス最後の秘境と呼ばれ、日本三大渓谷にも数えられる黒部峡谷。そんな手つかずの自然に囲まれ、秘湯と呼ぶに相応しい温泉地が黒薙(くろなぎ)温泉。黒部峡谷鉄道の可愛らしいトロッコ列車で行くことができるので、温泉に行くまでのデートも楽しめる。そして、黒部峡谷鉄道の沿線に温泉が点在しているのだが、トロッコの旅を楽しみたいと意気込む人が多いのか、より奥地にある温泉の方が人気が高いという。そのため、駅の位置的に最も手前にある『黒薙温泉旅館』が穴場中の穴場。湧出量が多く、約30畳ほどの広々とした混浴露天風呂は爽快の一言。眼前には圧倒的なスケールの大自然が広がっており、気になる女性の入りやすさも満点の好評価だ。

山ガールな彼女と行きたい 阿曽原温泉

続いては、この夏、山ガールな彼女を誘うのにもってこいの混浴温泉。それは、黒部峡谷鉄道の終点、欅平(けやきだいら)駅から、さらに5時間歩いて辿りつく阿曽原温泉。道中には水平歩道という崖っぷちなど、危険な道もある。そのため、命からがら辿りつく日本一危険な温泉とも呼ばれている。唯一の温泉施設『阿曽原温泉小屋』には宿泊も可能。ただし、営業期間は7月中旬から10月下旬までとなっているのでご注意を。

神秘的な洞窟露天風呂 小川温泉

小川温泉の『ホテルおがわ』天然洞窟露天風呂で知られる一軒宿。この洞窟は温泉成分が固まり、石灰岩となってできたものだ。ちなみに町の天然記念物にも指定されている。もちろん、加水なしの源泉かけ流し。夏場は目の前を流れる川のせせらぎを耳に新緑から溢れるマイナスイオンを浴びながら、冬場はライトアップされた雪景色を見ながらと、季節に応じて楽しみ方が変わるため、また一緒に来たくなること間違いなしだ。