【ネット婚活】【連載】ショジョの奇妙な冒険 ~抱きつき行為はプロレス~

「壁ドン」や「顎クイ(あごくい)」。女性の憧れのシチュエーションにも様々な流行りがありますが、恋人に後ろからギューッと抱きしめてもらうことは、誰もが一度は憧れるお約束のスタイルだと思います。

背の高い彼氏が、小柄な彼女を背後から抱きしめる……。恋愛ものの映画やドラマでも、よく見かけるシーンです。

ホンネスト

そこで、私は気がついてしまいました。

相手の背後をとってバックからクラッチ(指組み)し、ヘソの下でホールド……このスタイル、まんまプロレスの大技、バックドロップをキメる時に相手を拘束するためのポジショニング。

つまり、女性の憧れ「背後からギュッ」は、プロレスと言っていいでしょう。しかし、考えてみれば、背後からいきなり女性に抱きつくなんてチカン行為だと思いませんか?

あくまで相手が恋人だから許されるきわどい行為であり、彼氏でもなければ好意もない相手にいきなりギュッとされたら、まず間違いなく通報案件です。

プロレスのリングなら、背後からの拘束は不意打ちでいいでしょうが、恋愛のフィールドで後ろからギュッとする技を不意打ちで繰り出した場合、驚いた相手にカウンターをされる可能性もあります。

料理中の彼女に後ろから抱きつく……というシチュエーションがありますが、彼女が彼氏以外のものに気を取られ、しかも高確率で刃物を手にしているシーンでそんな技を繰り出すなんて、ある意味自殺行為です。

ホンネスト

色々と考えると、背中から恋人を抱きしめる時は、背後にまわった自分の存在を相手に知らせつつ「これから抱きつきますよ」という予告をしてから実行という流れが、お互いにとって一番安全だと思います。

でも憧れのシチュエーションはサプライズであってほしい、というのが女心。長く続く恋愛にはある程度の緊張感が必要と言いますし、安全なところに、トキメキは生まれません。

自分の恋人には、適度な驚きを与えながら反撃されない程度の不意打ちでギュッ、と出来る最高のタイミングを見計らって抱きしめてもらいたいものです。

私は、いつでも背中から抱きしめられてもよいように、常に背後への警戒を怠らないでいようにしていますが、今のところ、ただのチカン対策……。この緊張感を、恋愛に活かせる日がくることを心待ちにしています。