【ネット婚活】【連載】「ショジョの奇妙な冒険」~コンドーム、愛と覚悟のマニフェスト~

年齢イコール彼氏いない歴の私、ハラショーモス子が、ショジョの目線から恋愛まわりのあれこれを考察するこのコラム。

さて、この年になりますと、合コン、婚活、恋愛における、男女間の赤裸々な諸事情が友人知人の話にも出て参りますので、ショジョとはいえ、私もそれなりに耳年増な自覚はあります。

けれども、経験が伴わない知識には落とし穴がいっぱい。

その1つが、避妊具について。 思い返せば十数年前の青リンゴのような学生時代。 同級生と「初体験」の話になった時のことです。 今も昔も初体験の経験がない私は、当然聞き役に徹するわけですが、そこで知った、男性はセックスの際、自分の性器にゴムをかぶるという驚愕の事実。

どういうこと!?

もう、私の頭の中は“ハテナマーク”でいっぱいです。 おまけに同級生が言うには、初体験は鼻の穴に試験管を突っ込むようなもので、大変痛いというじゃありませんか。 そんな…ただでさえ狭い穴にサイズのあわないモノをぶっこむのに、さらにその上からゴムをかぶるなんて…。

かさばりません?

穴の方も大変ですが、入れる方もかなりキツそうです。 針の穴に讃岐うどんを通すといった無謀な試みでないか? 恋人達は何故そんな大変な思いをして、初体験、果てはセックスをしようとするのか?

青リンゴだった私は考えました。

世の恋人達は皆、ベルリンの壁のごとき障害と苦難を己に課しながら、その壁を隔ててでも愛し合おうという熱い思いと覚悟とで1つになっている…つまりそれこそが「愛」なんだ、と。

コンドーム。それは単なる避妊具ではなく、恋人達の愛と覚悟を証明する“聖具”として、長らく私の中で輝いていました。

実際、現実のコンドームも、ある意味で覚悟を試されるものかもしれません。 もっとも試されるのは装着した場合ではなく、装着しなかった場合ですが。

「でもねモス子さん、世の中には厚さ0.02ミリのコンドームすらつけようとしない輩がいるんです! 」 (編集部談)

なんという惰弱。

0.02ミリの壁すら己に課せない男に、愛を語る資格なし。

ベルリンの壁は崩れ、私がコンドームの真実の姿を知ってからも久しいですが、”愛”については、青リンゴだった私が感動した初心を忘れずにいたいものです。