「引き寄せの法則」とは決して胡散臭いキラキラスピリチュアルなことではなく、脳の機能がもたらすものである…ということが、近年ますます明らかになっています♡
例えば、「理想の男性像」を紙に書くなどして決めておいたら、まさしく理想通りの男性に出逢って、結婚した!!ということなら、わたし自身も、そしてわたしの実の妹も、実証済みなのです。
わたしが「理想」としたのは、「背が高い・リッチ・優しい人」で、妹は「ごはん代は必ず出してくれる人・商社マン・車を持ってる人」。どちらも、ほんの1-2ヶ月のうちにそんな人と出会い、いずれも求められて結婚したのでした。
当時は「おまじない感覚」だったのと同時に、それまで低所得で何事にも煮え切らないタイプの男性としかお付き合いできなかったわたし達でしたので、ある意味「理想の男性とお付き合いする!」というのが当時としての「目標」のようになっていたように思います。笑
当時の妹は、「商社マン=男らしいビジネスマン」というイメージがあったそうなのですが、結婚後に「あの時、”転勤がない人”ってことを入れ忘れたよぉ〜」と言いながら、転勤族の旦那様とともに、あちこちを転々とするようになりました。笑
でもね、今でもとても愛されて可愛がられて、すごく幸せそうなんですよ♡
おまじない感覚にしろ、目標設定感覚にしろ…とにかく「こうなるんだ!」と決めた時点で、実は脳のある部分で勝手にスタートスイッチがオンになり、今度は無意識の状態でも自然にその「目標(理想の男性)」を見つけるように行動するようになる…と、現代の脳科学研究では言われるようになっています。
脳の「ある部分」とは、脳幹網様体賦活系(RAS)と言われるところで、わたし達の無意識的な部分に巨大なる影響を与えている部分のことです。
どういうことかというと、「今日はカレーを食べたいな!」と「ふと」思ったとして、「ダイエット向きじゃないから、サラダだけにしておこう」と思っても、あとからあとからカレーにまつわる情報(においやテレビなど)が五感に訴えかけてきて、ついに会社帰りはカレーを食べてしまう、というあの現象のこと!笑
だからこそ、「どんな人がいい?」ということを明らかにしておく、ということは、至極大切なことなのですが、その時にご注意頂きたいのは、「脳はとても賢いが、肯定文と否定文の違いがわからない」ということです。
例えば…「浮気しない人・無駄遣いしない人」と決めたつもりでも、脳の大切な機能(RAS)には「浮気・無駄遣い」としか理解できない、という意味です。
つまり、「理想の人」を掲げる時は、「常にプラスイメージしか附随しない言葉だけを使う」ということがポイントです♡
これがやってみると結構難しくて・笑、自分がいつもどれだけネガティヴな言葉を使いながら婚活・恋愛市場に存在しているのか、ってこともよくわかります。
無理矢理なポジティブシンキングをしなさい、と言いたいわけではなく、ただ聖書にもあるように、「どんな言葉を扱うか」というのは非常に大切なことなのです。
そうそう、「理想の条件」を挙げるときは欲張りすぎず、できれば三つほどに絞った方が叶いやすいと思います。これは単純に、自分自身が覚えておきやすい、という理由からです。
もちろん、三つ以上でも良いのですが、「わたしの理想ってどんなだっけ?」とフワッと思い起こした時に、パパッ!と出てくる程度がちょうど良いですよ(^^)
是非やってみてくださいね♡
著者:小原綾子(おはら・あやこ)
月間100万PVを集める人気ブロガー・エッセイスト。 著書に「ズルいくらいに愛されるたった1つの方法」。 自己啓発・カウンセリング・アーユルヴェーダ・心理学・スピリチュアルなど、 あらゆる学び を通じて、たどり着いた答えは「自分を愛する分だけ、 現実がどんどん自分に優しくなる」という「ご自愛」メソッド。 2014年12月に「ご自愛ライフスタイル研究室」を設立。