「理想の男性は、大事にしてくれる人!」の罠 by ぱぷりこ

『妖怪男ウォッチ』ぱぷりこです。よく婚活・恋活相談を受ける時、私は「ゆるふわ言葉と形容詞は爆破せよ!」と主張しています。なぜなら、考えているようで何も考えていないから。

 

特に「どんな人が好みなの?」「どういう人と恋愛して結婚したいの?」という質問への答えは、ゆるふわ言葉と形容詞のオンパレードになりがち。

 

本連載では、「どんな人が好み?」への回答によく見られる「あいまい・ゆるふわ表現の罠」を分析します。

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本日のあるある回答「大事にしてくれる人」

「自分を大事にしてくれる人がいい」

一見すると同意しかない言葉です。誰だって、自分を蔑ろにして意見をすべて無視して使い捨てにする鬼畜妖怪男より、大事にしてくれる人道的な人のほうがいいに決まっています。

 

 大事にしてくれる人=自分にコストをかけてくれる人

「大事にしてもらってるなって思うのはどんな時?」と聞いた時、こんな答えが返ってきた時は注意が必要です。

 

「ちょっと体調が悪いって言った時、すぐに家に来てくれた時かな」

「飲んで別れた後に必ず追いLINEが来る時、大事にされてるなって思う」

「どんなに仕事が忙しくても、LINEを見た瞬間に返事が来るし、愛されてるなって感じる」

「ちょっとした時、すぐに花やプレゼントをくれるんだよね。最近の男性ってそういうことしないし、大事にされてて私は特別なんだって感じる」

「金欠だーっていうわりにはいつも奢ってくれるんだよね」

 

この場合の「大事にしてくれる」とは、「自分のことを常に気にかけてくれる」「自分に手間暇をかけてくれる」=「自分に時間やお金といったコストを払う」ことを意味しています。

 

自分にコストをかける人を求めると陥りがちな罠

人は大事なものに意識や手間、時間を割く生き物です。自分にどれぐらい時間をかけ、意識を割いているかで判断することは、一定の合理性があります。しかし「自分にコストをかけること=大事にしてくれる」と捉えている場合、下記の罠に陥る可能性があります。

・不倫おじさんや遊び人にひっかかりやすい

・「相手のコスト=愛」なので、足りないと感じると手間を要求する

・相手が忙しい時、余裕がない時に「愛されてない」と感じる

・恋愛初期を過ぎると不満・不安を覚える

・既読スルーが原因でケンカが頻発

・自分にかまってくれる男性を求めて浮気する

 

自分にコストをかける人が大好きなので、遊び人や不倫おじさんにはまりがち。彼らは「女性が喜ぶ文言」をストックしており、ほぼなにも考えずに即レスで返すことができます。そうすると「すぐレスをくれた!」「いつでもかまってくれる!」「この人は私を大事にしてくれる!」と思ってズブズブとはまる傾向にあります。

 

ノン遊び人と出会えたとしても、次の罠が待ち受けています。恋愛初期はお互いに盛り上がっているし「付き合えるかどうかわからない」という不安があるために、コミュニケーション頻度は高まります。

晴れてお付き合いに至った場合、男性は往々にして恋愛初期ほど手間暇をかけなくなっていきます。この時に、コスト重視の女性は「手を抜かれている」「愛されていないのでは」と不安になりがち。

 

「私はちゃんとレスが欲しい。自分のことを気にかけてくれてると思いたい」と、きちんと自分の要望を言語化して相手に伝えられる人ならヤバイ事態にはならないのですが、「最近、私のことを大事にしてないよね」「もう愛してないんでしょ」などと相手を非難する言動をとってしまうと、一気に関係が不穏になります。

本人からすれば「相手が先に自分を傷つけてきた」から非難して当然だと思うでしょうが、相手からすればそんなつもりはないのにいきなり攻撃されたように感じるでしょう。

 

さらにこれが相手に時間や精神の余裕がない場合、取り返しがつかないことになりがち。恋人に使う余裕がない時に「もう愛してないんでしょ」「もっとコストをかけてよ」と要求したら「自分のことしか考えてない」と幻滅されてお別れ……という話はよく聞きます。

ぎくしゃくしている時に、自分の話を聞いてくれて即レスしてくる男性(遊び人や不倫おじさん)が現れると「愛されてる!」と思って流されて、浮気不倫沼にザブーンと突入することもよくあるパターン。

 

結論:自分の求めるものを自覚&相手の「大事にする表現」を知る

基本的人権を有する人間ならば「大事にされている」ことを求めるのは自然なことです。ただ、人によって「大事にする表現」は違います。

 

自分にとっては「LINEに即レス」こそが「大事にしている表現」だと思っていても、相手は「LINEなどのオンラインコミュニケーションよりも一緒にいる時間を増やすこと」の方が「大事にしている表現」だと思っている場合もままあります。

自分が考える「大事にしている」とはなにか、具体的にどのような言動を見た時に「大事にされているか」を知っておかないと、相手を「私のことを大事にしていない!」と非難してとまどわせてしまうことに。具体的に「前よりも既読スルーが多くなったけどそれはイヤ。ちゃんと返事して」と具体的に言えば相手も改善の余地がありますが、「大事にされていない」と抽象的に非難されては、相手も対策のとりようがありません。

 

かつ「自分にコストをかけてくれる人に弱い」ということを自覚していないと、どこかで遊び人や不倫おじさんにどっぷりハマる可能性が高いことも忘れずに。

  

妖怪ウォッチャーぱぷりこの「婚活の罠」

1. 「理想の男性は、一緒にいて楽しい人!」の罠
2. 「理想の男性は、尊敬できる人!」の罠
3. 「理想の男性は、優しい人」の罠
4. 「理想の男性は、価値観が合う人!」の罠
5. 「理想の男性は、大事にしてくれる人!」の罠
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7. 「理想の男性は、ずっとときめける人」の罠

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著者:ぱぷりこ

『妖怪男ウォッチ』を書くインターネットの妖精&外資OL。恋愛市場で観測した百鬼夜行を供養中。チャームポイントは筆圧。

 

 

ブログ:『妖怪男ウォッチ』 http://papuriko.hatenablog.com

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